吹田市山田西の小児科、アレルギー科、小児皮膚科 ひらの小児科クリニック 山田 北千里 南千里

吹田市山田西の小児科、アレルギー科、小児皮膚科 ひらの小児科クリニック

小児科 アレルギー科 小児皮膚科

吹田市山田西の小児科、アレルギー科、小児皮膚科 ひらの小児科クリニックの診療時間は(月・火・木・金)9:00~12:00 15:30~18:30 土は9:00~13:00(14:00~15:15は予防接種・乳幼児健診専用時間)休診日:水・土曜午後・日・祝祭日

吹田市山田西の小児科、アレルギー科、小児皮膚科 ひらの小児科クリニックの電話番号は06-6877-6000

吹田市山田西の小児科、アレルギー科、小児皮膚科 ひらの小児科クリニックのネット順番受付ができます

吹田市山田西の小児科、アレルギー科、小児皮膚科 ひらの小児科クリニックは駐車場、駐輪場完備 バリアフリー、おむつ替え台あり

医師紹介

院長 平野 有加(ひらの ゆか)

ご挨拶

ホームページをご覧いただきありがとうございます。

2023年5月、吹田市山田西にひらの小児科クリニックを開院いたしました、
院長の平野有加と申します。

宮城県で生まれ育ち、高校を卒業した私は、最初の大学で学ぶ対象として法学部を選びました。

理由として、文系と理系というくくりで言えば明らかに文系が得意であったこと、そして生きていく上で、まず実用的で、体系だった学問を身につけたいと思ったからです。

大学生活、また大学の人間関係を通して、私は自分の生い立ち、性格、人生について悩み、深く考えるようになりました。

やがて卒業後の進路を考えはじめたとき、とあるきっかけで家庭裁判所調査官という仕事を知りました。

法律、家族人間関係、そしてカウンセリングというキーワードを満たすこの仕事こそ私のやりたいことだと思い、この道に進みました。

その間、離婚や相続の紛争の当事者、少年事件の少年などと面接をし、話を聞いていくことを学びました。

心理療法についても勉強会などを通して学ぶ機会を得ることができました。

在職中に結婚し、その後に退職することになりました。

そんな中、祖母が病気で入院し、あと余命幾許もないと宣告されました。

祖母は、私を可愛がり、私の良いところをそのまま認めてくれた、とても安心できる存在でした。

その祖母に対して何か自分にできることをしたいと思った私は、その時、共働きだった両親のサポートとして実家に戻り、祖母の看護やお世話をすることにしました。

祖母は間もなく亡くなりましたが、この時の体験が私の心を強く動かしました。

病んでいる、あるいは問題を抱えている人に寄り添い、少しでも幸せに生きる手助けをしたい、というのが、どうやら自分のやりたいことだと確信した私は、その後ホスピスのボランティアを通して、その思いをいっそう強めました。

こうして医学部の受験を決意し、何年かぶりの大学受験勉強を再開し、幸いにも合格することができました。

そして、自分と同じような再受験生が多かった大学の環境も幸いして、周囲の理解を得ながら在学中に二人の子どもを出産し、子育てママとして1年間の休学を挟みながら医学部生活を送り、国家試験をなんとか通って医師になったのです。

初期研修を修了した私は、「家庭、家族と向き合ってきた私」、「子どもとともにいる私」をそのまま活かせる小児科を選びました。

他にも心を惹かれた科はいくつかありましたが、小児科医になることは、医師になる前の人生や、医学部時代の子どもとの生活がただの寄り道ではなく、むしろそのまま活かすという意味づけができて、全てが益になる道だと考えたのです。

そうして小児科医として出発し、市中病院で新生児、小児医療を学んだのちに実際にクリニックで働かせていただき、自分が目指す医療を求めて独立開業を決意しました。

子育てについて思うこと

医学部在学中の妊娠出産はまだしも、子どもが生まれてから現実に目の当たりにする問題は切実でした。

子どもは小さいうちは頻繁に熱を出し、保育園に預けようにもすぐ呼び出しがかかる、家にいても子どもは勝手に遊んでくれるわけでもなく、手がかかり、自分の時間を割くことも必要でした。

自分は医師としての研修を積む必要があるし、自分の人生を悔いのないように生きたい。

けれど子どもの体や心の成長のために、親として向き合う必要がある。

その葛藤に悩み、体力を削って乗り越えようとしました。

子どもは自分の所有物ではない、親の価値観を押し付けてはいけないということはもちろん頭で分かっていましたが、目の前の我が子を見れば、良かれと思って先回りして準備をさせてあげたくもなりました。

その結果、子どもに無理をさせ、辛い思いをさせてしまうことになり、結局それが自分のエゴだと気づくのにも時間がかかりました。

いつも時間に追われていた慌ただしい子育て生活で、遠足の時に他のおうちのように手の込んだデコ弁を作ったこともなく、遊園地などにも数えるほどしか行けませんでした。

一方で、自分以外の人間にこんなに愛情をかけることができることを知り、そして毎日の当たり前の生活がただ幸せだということを教えてくれたのも、子どもとの毎日でした。

今も私の中にある子どもへの思いは、「この子からいったいどんなものが出てくるのだろう?」という尽きない興味です。

この子は、与えられた人生という時間の中で、どんな自分を発揮してどんな人生を選びとっていくのだろう。

私は親として、その人生の時間を共有して、何か私で参考になることがあり、役に立つことができれば嬉しいと思いました。

この興味は毎日仕事の中で向き合う子どもたちにも感じています。

同じように、この子たちに何か私で役に立てることがあるのではないか、またこの子たちを育てる親が、子どもとの関わりを通して子育てを楽しむことができ、貴重な「子育てする時間」を親子ともに幸せに生きられるようサポートできるのではないか。

これを日々行なっていくことが、私の小児科医としてのミッションと考えています。

資格

  • 日本小児科学会 専門医
  • 日本小児科医会 「子どもの心」相談医
  • 日本医師会 認定産業医

所属学会

  • 日本小児科学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児感染症学会
  • 日本小児内分泌学会
  • 日本小児皮膚科学会

経歴

  • 早稲田大学法学部卒
  • 家庭裁判所調査官補
  • 家庭裁判所調査官
  • 滋賀医科大学医学部医学科卒
  • 滋賀医科大学医学部附属病院 初期研修医
  • 御上会野洲病院(現市立野洲病院)小児科医員
  • 市立野洲病院小児科医長
  • ウエストキッズクリニック 院長
  • ひらの小児科クリニック 院長

このページの先頭へ戻る