2024年インフルエンザ予防接種のご案内
予約開始 | 9/2(月)~ |
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接種開始 | 10/1(火)~ |
接種費用 | 生後6ヶ月~2歳まで 1回あたり3,000円 3歳以上13歳未満 1回あたり3,500円 13歳以上65歳未満 1回あたり4,000円 ※吹田市在住の中学3年生の方につきましては、接種費用が一部助成されます。 接種当日に吹田市から送付される案内はがきをご持参ください。 |
予約方法 |
・上記予約ページの診察予約画面で「インフルエンザ予防接種予約」を選び、ご希望の日時、時間枠で予約をお取りください。 ・2回接種の対象の方(生後6ヶ月~13歳未満)は、1回目の予約とともに2回目の予約も可能です。 ・定期接種ワクチンを予約される際に、従来の予防接種の予約画面で、定期接種ワクチンにインフルエンザワクチンを追加していただくことも可能です。 ・フルミスト(経鼻インフルエンザワクチン)の予約も行っております。こちらは10/7(月)から予約受付を開始し、10名限定となります。 ⇒フルミストについて詳しくはこちら ・通常の不活化ワクチンのうち、保存料(チメロサール)フリーのワクチンも限定10名で受け付けています。希望の方は窓口か電話でお問い合わせください。 |
接種当日は、予約された時間内にご来院ください(診察の状況により、待ち時間が発生することがありますので、ご了承ください)。
当日の待ち時間軽減のために、予診票の事前記入にご協力をお願いいたします。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが気道の粘膜などに感染して発症します。
新型コロナウイルス感染拡大と同時にインフルエンザの流行が見られなかった年もありますが、通常は例年、12月下旬から3月中旬くらいまで流行します。
かぜ症候群のひとつですが、インフルエンザはふつうのかぜより症状が重く、治るまでにも時間がかかります。
どんな症状ですか?
突然高熱が出て、せきや鼻水とともに、関節痛、筋肉痛も強くなります。
肺炎、中耳炎、脳炎脳症などの合併症を起こすこともあります。
どんなウイルスが、どのようにして感染するのですか?
インフルエンザウイルスはA型、B型、C型がありますが、このうち問題になるのはA型とB型で、特にA/H3N2香港型、A/H1N1ソ連型、B型ウイルスの3種類が知られています。
飛沫感染、接触感染により感染します。
どのようにして診断されますか?
診断用の検査キットを用いて診断しますが、検査キットを使用せず、典型的な経過、症状、所見や流行状況、周囲の状況から総合的に診断することもあります。
検査キットを用いて診断する場合の注意点として、インフルエンザにかかっている場合でも、発症早期ではウイルス量が十分でなく感度が低いために、検査を行なっても陽性にならないことがあります。
このため、インフルエンザの検査を行う場合は、発症後半日から1日は時間を置いて検査するのが確実です。
治療はどうしますか?
薬物治療
薬物治療では、インフルエンザウイルス特有の治療として、抗インフルエンザウイルス薬を使用してウイルスの増殖をおさえることができます。
増殖をおさえるため、発症後、診断が確定したらできるだけ早めに内服することが必要です。
発症後48時間以内に内服すれば、解熱までの時間を1~2日早めるなどの効果が期待できます。
抗インフルエンザウイルス薬を内服したかどうか、どの薬を使用したかどうかと、突然走り出すなど異常行動(10歳前後で、発症2日目に多くみられる)との関連は特定されてはいせんが、異常行動の出現には注意して観察することが必要です。
その他、解熱鎮痛剤、去痰薬などで咳鼻汁、頭痛、発熱などの症状を和らげます。
また、麻黄湯など漢方薬を使うこともあります。
なお、インフルエンザにかかっていることがわかっているときは、使用する解熱鎮痛剤の種類によっては注意が必要ですので、医師の指示を仰いでください。
薬物療法以外に大切なこともあります
全身症状が強いことが多いため、食欲は低下し、脱水に傾きやすくなります。
そのため、脱水予防として効果的な水分(イオン飲料水など)の摂取や、消化が良く胃腸に負担がかからない食事をとるようにして、安静にして休むことがとても大切です。
気をつけるべき症状は?
- けいれんし、呼びかけに応じない(脳炎、脳症のサイン)
- 呼吸が速く、苦しそう(肺炎のサイン)
- おしっこが少なく、泣いても涙が出ない(脱水症のサイン)
- 耳を痛がる(中耳炎のサイン)
インフルエンザを予防する方法はありますか?
潜伏期間が1日から3日と短いため、保育園、学校などでは短期間に多くの人に感染が広がります。
インフルエンザは飛沫、接触感染しますので、咳が出る時はマスクをし、鼻水をかんだティッシュの扱いには注意しましょう。
また、よく手を洗いましょう。
アルコールによる消毒も活用しましょう。
インフルエンザウイルスは乾燥した環境で増殖するため、室内を加湿しておくことも有効です。
加湿は咳の緩和にも役立ちます。
また、免疫力が落ちるとインフルエンザにかかりやすくなりますので、普段から栄養バランスのよい食事や運動、十分な睡眠、規則正しい生活によって免疫力を高めておくと良いでしょう。
インフルエンザワクチン
感染予防のためにインフルエンザのワクチンがあります。
ワクチンを接種した場合、必ず完全に発症を防ぐことはできないとしても、症状の軽症化や合併症の予防効果があるとされています。
13歳未満は2回接種が必要です。
接種できる年齢は6ヶ月からになっていますが、施設により1歳以上としているところもありますので、確認が必要です。
ワクチンを接種して約2週間に抗体ができ、効果が期待できるようになりますので、流行期を考えて早めに接種していきましょう。
効果が持続するのは5ヶ月程度と考えられています。
どのくらいで治りますか?
合併症がなければ、通常は1週間程度で回復します。
登園登校はいつからできますか?
インフルエンザは、発症した日を0日とし、翌日から1日目と数えて5日目を経過し、かつ、解熱した日の翌日から2日間(ただし、未就学の幼児は3日間)を過ぎて症状が回復していれば登園登校することができます。