ひらの小児科クリニックでは、スポットビジョンスクリーナーというコンパクトな機械を使って、
弱視の原因となるお子さんの目の機能の異常(近視、遠視、乱視、斜視)があるかどうかの
検査をおこなっています。
弱視とは
弱視とは、視力が発達する時期に「見る、見える」という刺激がなくなる、あるいは両目に同じ画像が写っていないなど、視力の発達が障害される原因があるために、視力が低下してしまうことです。
弱視の治療は、視覚の感受性が高い早期に開始すればするほど改善しやすく、おおむね5歳までの幼児期に開始するのが望ましいと考えられています。
検査の方法
お子さんが1メートルくらい離れたところでその機械を見つめてくれればすぐに検査の結果がわかりますので、お子さんの負担なく短時間で検査ができます。
ただし、泣いてしまったりして機械を見つめることができない場合は、検査ができないことがあります。
適切な検査や診察ののち異常が疑われた際は、精密検査や治療のためにお子さんを眼科へ紹介します。
費用
生後6ヶ月以降で、吹田市の健診を受診される方と、自費の健診を申し込まれる方には、無料で検査を行います。
また、当院を「小児科かかりつけ医」で登録してくださる方については、登録月と登録されている間の毎年のお誕生月に無料で検査を行います。
そのほか、スポットビジョンのスクリーニング検査をご希望の方には、有料(1回1,100円)となりますが、いつでも検査を行います。